映画「ショーシャンクの空に」より
バイブル
20代前半の頃までの話なんですが。書物に関して言えば、ロマン・ロランの「ジャン・クリストフ」が、僕の座右の書のような感じでした。
しかし、それ以降は、全く読んでいません。
そういった意味で言えば、この映画「ショーシャンクの空に」は、僕のバイブルともいえる映画です。
こちらは、今でも、折につけ観る映画ですね。
この映画の中でも、バイブルが、登場します。
僕の好きな映画のベスト5に入る映画でもあります。
スティーブン・キング
この映画は、「スタンド・バイ・ミー」や「グリーンマイル」の作者であるスティーブン・キングの原作です。
原作のタイトルは、「刑務所のリタ・ヘイワース」とか。
確かに、リタ・ヘイワースのポスターは、この物語の重要なカギを握っているわけです。
もっとも、ポスターの方は、途中でリタ・ヘイワースからラクエル・ウェルチに変わりますけどね。
先輩のAVルーム
最初、この映画を観たのは、先輩の家のAVルームでした。
三十代の半ばくらいではなかったかと思います。
その頃は、良く先輩の家で、いろんな映画の鑑賞会があってました。
十畳くらいの洋間に、100インチのスクリーンがあって、プロジェクターで観ていましたね。
先輩も、かなりの画質や音質の追求者で、ほんとに立派なAVルームをこさえていました。
そのAVルームは、その当時よりも、またバージョンアップして、今も健在です。
ティム・ロビンス
「ショーシャンクの空に」の主演は、ティム・ロビンス。
いろんな映画に出演しています。
この映画の中でも、ひときわ長身であることに気づきます。
ウィキペディアによると196㎝とか。
若くして銀行の副頭取をしていたアンディが、浮気していた妻を殺したという濡れ衣を着せられて終身刑になります。
最初は、一見ひ弱にも見えたアンディでしたが、数々の困難を克服して、最後に刑務所を脱走して自由の身になるというお話です。
いかにして彼は、脱獄したのかという謎。
それと、刑務所の中で、彼が行った数々の行動。
こういったところが、見所満載です。
モーガン・フリーマン
刑務所の中の調達屋のレッド役が、モーガン・フリーマン。
ホントに演技のある上手い俳優です。
いろんな役を、見事に演じていますよね。
ウィキペディアでは、1937年生まれとなっています。
彼も、結構な長身で188㎝とか。
刑務所の中で、アンディと知り合い、リタ・ヘイワースのポスターを調達したのも、このレッドですね。
やがてアンディとレッドは、無二の親友になっていきます。
希望
アンディとレッドは、無期懲役刑の囚人同士なわけです。
しかし、刑務所の中で生きることの考え方に関しては、正反対な部分がありました。
希望=HOPEを持ち続けるアンディに、無期懲役刑の刑務所の中では、希望を捨てろと勧告します。
この二人の対照的な考え方が、この映画のテーマの一つかもしれませんね。
HOPEとハンマー
最初の書き出しで、僕のバイブル的な映画と書きましたが、アンディが、少しづつ、少しづつ希望に向かって努力を維持していくところに、もの凄く感銘を受けたわけです。
「HOPE IS A GOOD THING/希望は素晴らしい」
終身刑で服役している彼を支えていたものは、この希望とハンマーだったんですね。
ハンマー?映画を観ると判りますね。(笑い)
(引用:YouTubeより https://youtu.be/DAYXlC59yWs)
ラストシーン
ラストシーンで、仮出所になったレッドが、青い空と海の砂浜で、アンディと再会します。
このシーンを観るたびに、いつも、涙が出てきてしまうんですよね。
過酷な刑務所暮らしの中で、考え方も違う二人の男が、自由の身になって再会。
レッドは、本当のところ、刑務所から出たくありませんでした。
長い長い終身刑での刑務所暮らしも、いつの間にか、それが、自分が安心して暮らしていける場所になっていたんですね。
教訓
「希望を抱き、計画性を持って、ひたすらコツコツと行動を続けること」っていうのを感じました。
なかなかできないんですけどね。
いかにも教科書的な教訓なんですが、何かをやると決めた時に、いつもアンディを、お手本にしています。
エンドロール
この映画のエンドロールのところに、
「IN MEMORU OF ALLEN GREEN/アレン・グリーンを偲んで」
という字幕が出てきます。
今回のブログを書くに当たって調べてみました。
(YAHOO!知恵袋で調べました。)
アレン・グリーン氏は、この映画のフランク・タラボン監督の親友で、この映画の制作にも関わっていた方のお名前でした。映画の完成の前に亡くなられたそうです。
この字幕にも、ふたりの友情を感じますね。