ホイットニー・ヒューストン
ホイットニー・ヒューストンが歌う「I will always love you」。
見事な歌唱力に感動します。
何という表現力 !
もともとこの歌は、カントリーソングで、ドリー・パートンというシンガーソングライターが、作詞作曲した曲です。
僕も、何回か聴いたことあるけど、なかなかしっとりとした良い曲です。
この歌を、ホイットニー・ヒューストンが歌うと、都会的というか洗練された印象の曲になるんですね。
何と、全世界で4,200万枚売れたとか!
僕の中での天才というイメージのひとりが、ホイットニー・ヒューストンです。
彼女は、歌手だけではなく、プロのモデルさんでもあったんですね。
(引用:YouTubeより https://youtu.be/1HgOuQ7hkJI)
ケビン・コスナーの弔辞
映画の中でも、色んな曲を歌っています。
そんな彼女も、2012年に他界してしまいました。
もう5年になるんですね。
ホントに惜しい気持ちでいっぱいです。
この映画で共演したケビン・コスナーは、ホイットニーの葬儀の時、こんな弔辞を読み上げました。
「ボディガードで共演したけど、僕の役は、僕以外の俳優でも出来たろうけど、ホイットニーの役は、彼女にしかできない役だった。」とね。
ケビンも、ホイットニーの大ファンだったんですね。
ケビン・コスナー
一方のケビン・コスナー。
この「ボディ・ガード」の主人公フランク役。
僕の理想の男性像なんです。
寡黙で多くを語らず、でもプロフェッショナルの塊で、自分の仕事の為なら命をも投げ出すという感じです。
そもそも、大スターのホイットニー扮するレイチェルのボディガードとして、ケビン扮するフランクが仕事の依頼を受け、彼女の命を狙う犯人から命を守るというものですね。
この仕事の依頼に対して、あまり乗り気でなかったフランクが、レイチェルの警護をする中で、たがいに愛し合うようになるわけであります。
何とも都会的かつロマンチックなストーリーです。
アメリカを代表する俳優の一人
ケビン・コスナーっていう俳優は、やはりアメリカを代表する俳優の一人だと思います。
良い雰囲気を持った男優ですね。
いかにもアメリカ人っていう顔や体型。
それも、どっかの街角でよく見かけるタイプな感じです。
明るくて健康的。
人懐っこい笑顔。
「ボディガード」の中では、学生時代は、アメリカンフットボールの花形スターで、キャリアとしては、レーガン大統領の警護をしていたシークレット・サービスとなっています。
一人の顧客の専属にはならず、自分がやると決めた人物のボディガードにしかならないという感じでした。
ケビン・コスナーは、身長も、185㎝くらいで、映画的には、どんな役もできるサイズとルックスと云えそうですね。
ラスト・シーン
「ボデイガード」のラスト・シーン。
空港で、フランクが、飛び立つレイチェルを見送ります。
いったん滑走路を走り始めた飛行機がストップし、タラップからレイチェルが、走り下りてきます。
フランクの胸に飛び込み、二人は、抱きしめ合いますね。
結局、レイチェルは、大スターの道を歩み続け、フランクは、また次の意依頼人のボディガードをするというわけなんです。
単純に結婚というわけにはいかない事情もあるんですよね。
大人の女と男の恋ですね。
それと、この映画を観ていると、ホイットニーは黒人で、ケビンは、白人なわけですが、全く違和感がありません。
今や、アメリカには、黒人の大統領が誕生しましたし、アメリカ社会の各分野で、有色人種の人材が、多く活躍しています。素晴らしいことだと思います。
伝説のアメリカ国歌斉唱
最後になりましたが、ホイットニー・ヒューストンの伝説のアメリカ国歌斉唱を、紹介します。
1991年の第25回スーパーボールで、ホイットニーが歌ったアメリカ国歌は、史上最高の国歌斉唱と絶賛されました。
興味のある方は、YouTubeなどの動画を、ぜひご覧になってください。何と素晴らしい歌唱力なんでしょうか!
偉大な才能に溢れたアーチスト。
ホイットニー・ヒューストン。
“ホイットニー・ヒューストンのご冥福を、心よりお祈りいたします。”