心に残る映画

僕にも伝えたい思いがあります

投稿日:2017年5月13日 更新日:

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         映画「フィールド・オブ・ドリームス」より

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 ケビン・コスナー

この映画、ケビン・コスナー主演ですね。
僕の大好きな男優の一人です。

いかにも誠実なアメリカ人といった雰囲気が好きです。
「ボディガード」を始め色んな作品に出演していますね。

最近では、スーパーマンの父親役といった役柄でも出ています。
アメリカを代表するスターです。

そんなケビン・コスナーの作品の中から、今回は、「フィールド・オブ・ドリームス」を取り上げてみます。

 トウモロコシ畑

ケビン・コスナー演じるレイが、トウモロコシ畑で農作業をしていると、どこからか声が聴こえてきます。

「それを造れば、彼が来る。」
誰かの悪戯かと思いましたが、誰もいません。

ここから、この映画のストーリーは、始まります。

ミステリアス、オカルトチックな内容も含みながら、実は、亡父と息子の心の交流の物語とでも言うのでしょうか。

そんな内容が、描かれています。

 父に反抗した過去

僕も、すでに父と母が、亡くなっています。
亡くなってみると、どんなに父や母が、自分にとってかけがえのない存在であったかということを、思い知らされました。

レイも、父に反抗した過去があったようです。
彼が、妻に、言います。

「もし、おやじが生きていたら、君と娘を紹介したい。」

しかし、すでに、父は、亡くなっており、レイにとっての父は、人生に疲れた老人でした。

 シューレス・ジョー

神の啓示とも思える声に指示されるままに、その声の謎を追求していきます。
トウモロコシ畑に、球場を造れという指示に従い、周りの反対を押し切って、畑に球場を作ります。

すると、なんと、すでに亡くなっている大リーグ選手たちが、その球場に現れたではありませんか。

幽霊なんでしょうね、きっと。

そこに登場した大リーガー達というのが、八百長で、球界を追放されたシューレス・ジョーを始めとする選手たちでした。

最初は、大リーグから追放されたジョー達の為に球場を造れということだったのかと思いきや、そうではなかった。

 若い頃の父

何ということか?!
その球場に、若い頃の父親が現れたのです。

レイの知っている父親は、人生に疲れ果てたただの老人でした。

彼は、父に反抗し家を出ました。

そんな父しか知らなかったレイの前に、まだ若く、大リーガーになるという夢を追いかけていたころの若い父が、現れたのです。

レイは、妻と娘を、父に紹介します。

父が、レイに、球場を作ってくれたことへのお礼を述べトウモロコシ畑に帰って行こうとする時、レイが、父を呼び止めます。

「ヘイ、ダッド。(父さん)」。

(引用:YouTubeより https://youtu.be/cz1TJ4r7bOU)

 ラスト・シーン

ラストシーン、レイと父親が、キャッチボールをするシーン。
このラストシーンを観るたびに、僕は、泣いてしまいます。

この場面っていうのは、独身の若い人達よりも、そこそこ人生経験を積んだ中年以降位の人達が、より共感するんじゃないかと思うんですよね。

すでに、父や母を亡くしている僕の場合も、このラストシーンに自己投影って言うのか、なりますね。

スイマセン。つい、自分の話ばかりになってしまいました。

 バート・ランカスター

ちょっと余談なんですが。
この映画の中に、懐かしいスター、バード・ランカスターが、出演しています。

調べてみたら、この映画の封切が、1989年。
バート・ランカスターが没するのが、1994年でした。

この映画の5年あとくらいに、亡くなったんですね。
彼も、アメリカ映画を代表するスターですね。

この映画の中では、レイが造った球場に現れる大リーガーの選手の一人で登場します。

レイの娘が観戦中、柵から落ちて気を失った時に、超えてはいけないラインを越えて娘を助ける医師の役をやっています。

さすがに、なかなか存在感のある男優です

 優しい先輩

そういえば、この映画を観るきっかけを思い出しました。

僕には、Sさんという優しい先輩がいます。

彼が、僕が所属していたサークルの集会の時に、3分間スピーチなるもので、この映画「フィールド・オブ・ドリームス」のお話をされたのが、きっかけでした。

そういえば、この先輩にも、随分ご無沙汰しています。

決して話が上手な人ではありませんでしたが、優しいその人柄で、リーダーの一人でした。
そのSさんが薦める映画ってどんなものなのか観てみようということでしたね。

生まれてきて、この世界には、色んな人間関係があります。
親子関係にしろ友達関係にしろ、未熟な時代には、大切な人をないがしろにしていることってありますね。

大切な人達を、本当に大切にしましょう。

そんなことを、しみじみ感じる映画だと思います。
というわけで、今日は、ここまで。


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