映画「シン・ゴジラ」より
今日の記事の見出し
GODZILLA
GODZILLA、呉爾羅。
今や、世界的にもメジャーになりました日本初、怪獣映画の元祖、ゴジラ。
ロングセラーな映画ですね。
最近は、特撮技術も、ひと昔とは比べ物にならないくらいのリアリティがあります。
映画の撮撮技術の進歩も、素晴らしいですね。
ただし、映画を観て、特撮に関する点で、ひとつ不満あり。
ひじょうにテンポよくストーリーが展開される点は良かったのですが、ゴジラの第一形態は、いただけなかったです。
第四形態で、いつもお目にかかるゴジラの完成形になるっていう設定ですが、ちょっとばかしチャチな感じがしました。
なんか怖さよりも、気持ち悪かったです。
一方感心したのは、出演している石原さとみの英語力。
イントネーションが素晴らしい。
男優陣でも、主役の長谷川博己や竹野内豊も、なかなかの英語のイントネーションでしたね。
こういう小技は、大切だと思います。
そういうわけで、今回は、ゴジラです。
(引用:YouTubeより https://youtu.be/5FbnNI9JrDw)
色んなヒーロー
僕らが、小学校の低学年の頃というのは、色んなヒーローが登場した時代でした。
ゴジラを始め、ウルトラマン、サイボーグ009、エイトマン、仮面ライダー等々。
個人的には、石ノ森章太郎さんの大ファンでした。
彼ら(ゴジラは、メスのようですが。)が登場する前っていうのは、漫画の世界も、まだ時代劇のチャンバラや戦争物が、多かった気がします。
そんな色んな新しいキャラクターが登場しましたが、中でもゴジラは、元祖怪獣映画なんですね。
僕の高校時代、ふたつ上に、僕が命名したゴジラという先輩がおられました。
見た目の第一印象は、どっかの暴力団みたいな先輩でしたが、根の優しい面白い人物でした。
高校卒業してから、一度もお会いしておりませんが、お元気でしょうか。
ゴジラの強さ
ストーリーを観ていると、ゴジラのあまりの生命力の強さと破壊力に、日本国の危機を感じた政府閣僚や官僚達、世界の国々が、ゴジラをやっつけるのに四苦八苦するという内容ですね。
四苦八苦するのは、ゴジラの滅茶苦茶な強さだけではなく、日本国憲法や国家間のしがらみといった事柄なども加えながら描かれています。
ゴジラ登場の様な状況の際の法整備がありませんというのも、ちょっと笑いました。
現実問題としては、憲法なども、そのようなものを含んでいるんでしょうね。
何でも、ゴジラ誕生の背景はというと、ちょっと前の時代、核燃料の廃棄物を、海に捨てていたところ、古代生物の生き残りかなんかが、その核廃棄物を食べてしまったことから始まるというのでした。
とにかく、口から背中から、強烈なレーザー光線もどきの破壊光線を吐き出すんですね。
こういうのってありなんでしょうか。
そもそもが、昭和の素朴さを感じさせる時代に、怪獣の元祖として登場したのがゴジラであり、ひと昔のこととて、キャラクターの設定なんかも、割とアバウトだったんじゃないでしょうか。
何しろ原作のイメージは残しつつ現代風にアレンジしなくてはいけないといった感じで、今回のシンゴジラが制作されたんでしょうね。
劇中で使われている音楽も、ひと昔前のゴジラ映画で使われたものが登場します。
なんかサウンド的に、昔風な感じですね。
映画監督も、苦労するところだったかもしれません。
シン・ゴジラ
劇中で、長谷川博己や竹野内豊が演じている官僚と政治家たちが、結構面白かったですね。
それと、自衛隊。
コジラが攻めて来たら、やっぱり対抗するのは、自衛隊しかありませんよね。
それに、日本は、官僚の国とか言われてますが、この映画でも、最終的な決断は、総理大臣がするけれども、高級官僚が、国の政策のストーリーを作成しているという感じでしたね。
少しダサい雰囲気も醸し出しながら、昔と現代がミックスされた映画「シン・ゴジラ」でした。
この後も、まだまだいろんなゴジラが制作されるんでしょうが楽しみですね。それにしても、ゴジラ強すぎ。