映画「ブラッド・ファーザー」より
「ブラッド・ファーザー」のあらすじ
ジョン・リンク(メル・ギブソン)は、すでに老境を迎える歳である。
犯罪歴があり、酒と麻薬で過ごしてきた人生を後悔している。
妻とは離婚し、一人娘のリディア(エリン・モリアーティ)とは疎遠になってしまっている。
今は、砂漠の中のトレーラー・ハウスでの一人暮らしである。
アルコール中毒のリハビリのサークル仲間カービーが、唯一の友人である。
或る日、行方不明になっていた一人娘のリディアが、父であるジョンに救いを求めてやってきた。
悪いギャング仲間とトラブルを起こしたためだ。
娘の困難に、父ジョンの闘志むき出しの救出劇が始まる。
(引用:YouTubeより https://youtu.be/H7lHV3LHb0U)
メル・ギブソンについて
映画「マッド・マックス」で、鮮烈なスクリーンデビューをしたメル・ギブソン。
彼も、はや60歳を超えた年齢になっています。
「マッド・マックス」シリーズ以後も、映画「リーサル・ウェポン」シリーズや、自ら監督をした映画「ブレイブハート」でアカデミー監督賞を受賞するなど大活躍していますね。
最近では、映画「エクスペンタブルズ3ワールドミッション」などに出演。
世界的な大スターです。
「ブラッド・ファーザー」のキャスト・配役
今回の映画「ブラッド・ファーザー」では、メル・ギブソンの娘リディア役のエリン・モリアーティ。
1994年6月まれで、現在23歳。
映画の中では、最初、黒髪で登場しますが、途中金髪に染める場面があります。
実際の彼女は、金髪のようです。
映画の始めのシーンでは、不良のヤンキー娘のような感じです。
でも、なかなかチャーミングで明るい性格の良さそうなイメージの女優さんですね。
若いので、まだまだこれからの有望株と言えそうです。
「ブラッド・ファーザー」の評価と感想
今回の映画「ブラッド・ファーザー」。
昔は、結構名前の売れたアウトローだったジョン(メル・ギブソン)でした。
しかし酒と麻薬で身を持ち崩し、刑務所暮らしも経験して、今は、そんな自分の人生を後悔して生きています。
そんなところに、悪いギャング仲間から逃げてきた一人娘のリディア(エリン・モリアーティ)から助けを求められます。
結構厄介な事件に頭を抱えるジョンでした。
しかし愛する一人娘リディアの為に、命がけの救出劇が始まります。
昔のアウトロー仲間の助けも借りながらのバトルです。
映画の中で、ジョン(メル・ギブソン)が、大型バイクに乗って爆走していくシーンは、メル・ギブソンの世界デビュー作品「マッド・マックス」を彷彿とさせます。
また、この映画のシーンに初めて登場するメル・ギブソンは、顔中髭だらけです。
メル・ギブソンも、さすがに歳をとったと思いました。
この映画は、ピーター・クレイグという作家が書いた小説の映画化です。
この映画での脚本も、書いています。
じつは、ピーター・クレイグという人物は、なんと女優のサリー・フィールドさんの息子さんでした。
サリー・フィールドさんは、アカデミー主演女優賞を2度受賞した大女優です。
映画「フォレスト・ガンプ/一期一会」では、主人公役のトム・ハンクスの少年時代のお母さん役でも出演していましたね。
女優としてだけではなく映画監督やプロデューサーもやっています。
映画自体の評価としては、さして可もなく不可もなくそこそこ面白く観れますね。
割と平凡なストーリー展開です。
映画のラストの方の部分で、ギャングに捕らわれた娘のリディアを救いに、大型バイクでジョンが駆けつける場面があります。
バイクを停める時に、さりげなく地雷をセットするのですが‥。
これって、バトルの先の展開が判らないのに、なんでそういう事できるのかな?って思いました。
戦慣れしているジョンの直感みたいなものだったと解釈するべきでしょうか?!
まとめ
メル・ギブソンって、映画「マッド・マックス」の頃は、若くて体もシャープな感じでしたけど、映画「リーサル・ウェポン」の頃から、何となく外人にしては、ずんぐり体型かなと感じるようになりました。
外人にしては、あまり大柄ではないですね。(公称:177cm)
メル・ギブソンも、現在61歳です。
アメリカ映画界でも、重鎮と言えるスターですね。
まだ、結構体も動くようだし、これからも、大いに活躍してほしいと思います。
監督としての彼の作る作品を観ると、観客がどういうストーリーを欲しているのかを良く知っている気がします。
久しぶりに、メル・ギブソンの映画というだけで満足な作品でした。