映画「おもいでの夏」より
今日の記事の見出し
ノスタルジック
主人公が、自分の思春期の頃の思い出を回想するストーリー展開の映画って、結構多い気がします。
この映画「おもいでの夏」も、そうです。
また、そういう映画には、僕の好きな映画も多いですね。
基本、中年と言われるくらいの歳になった、人生経験もそこそこ積んだ主人公が、過去の懐かしい思い出を振り返るというだけで、何となく
ノスタルジックな傑作映画の条件が整うような気もするわけです。
そんなわけで、今回も、夏の避暑地を舞台にした思春期の少年と魅力的な大人の女性の物語です。
ジェニファー・オニール
それにしても、美しい人妻ドロシー役のジェニファー・オニールが、とても素敵ですね。
この映画「おもいでの夏」って、1971年に公開された作品です。
もうかれこれ、40年以上昔の映画なんですね。
ストーリーが、主人公のハーミー(ゲーリー・グライムス)が、過ぎ去った夏の思い出を振り返るというスタイルの映画ですが、今観ても、古い映画な感じがしません。
ノスタルジックな雰囲気のある良い映画だと思います。
ジェニファー・オニールが、正統派の美しい魅力的な女性なのも、この映画の重要な要素になっていると思います。
抒情的というか郷愁を感じるとでもいうのか、そんな部分ですね。
主人公のハーミーは、とてもラッキーな少年ですね。
男の子なら誰だって、ハーミーのようにして大人への世界に入っていきたいと感じるのではないでしょうか。
(引用:YouTubeより https://youtu.be/RB41ENZuoRk)
面白い記事
今回の映画「おもいでの夏」のブログ記事を書くにあたって、インターネットで、あちこち検索したりしていた時に、おもしろい記事に出会いました。
どういう記事かというと、この映画「おもいでの夏」は、登場人物は、すべて名前も、実在していた人達というものです。
以下、インターネットサイト「www.さとなお.com」からの引用文献です。
(引用 http://www.satonao.com/cinema/42html より)
※この映画が自伝的なことについて、Jackさんという方からメールをいただきました。
とても興味深いので、以下に掲載させていただきます。さとなおさん、先日「おもいでの夏」についてお便りさせていただきましたが、この物語が自伝的であるということについて、つい最近、詳しい情報がオンライン(アメリカの)で出ていましたのでお伝えします。
原作者がハーマン・ローチャーという人であるということはもちろん御存じだと思いますが、つい最近、「おもいでの夏」のミュージカル化にともない、ハーマン・ローチャーがインタビューされました。この中で、質問者がやはり、この物語がどこまで自伝的なのかについて質問したところ、登場人物は全て実存した人を実名で出したのことです。そう、ドロシーもです。
「おもいでの夏」の映画が1971年に公開され、ヒットしたあと、ハーマン ローチャーは、数多くの「私がドロシー」という手紙を受け取ったとのことですが、その中の一つ、オハイオ州カントン市から来た手紙を見た時:「筆跡で彼女だということが分かりました。名字は無く、返信の住所も記されていませんでした。文面の内容からは、私がその後どうなったのか心配していたらしく、「30年前のことはそのままそっとしておきましょう」といったことで、手紙の響きでは、彼女は再婚して、子供や孫までいるらしいのです。」興味深いことですね。英語版はそのまま下にコピーしておきました。アドレスはこちらです。
1997年04月01日(火) 19:24:16・リンク用URL
エピソード
僕も、初めて知った映画「おもいでの夏」のエピソードです。
この映画は、あくまで創作だとおもっていました。
本当は、実際にあった出来事だったんですね。
ドロシーさんからの手紙には、返信の住所は記されておらず、ハーミー(主人公の男の子)が、その後どうなったのか心配していたとなっていますね。
最後に、手紙に、こうも記されています。「30年前のことはそのままそっとしておきましょう」と。
ドロシーさんって、きっと素敵な女性だったんでしょう。
そして、つくづくハーミーは、幸せ者な男の子だと思います。
今回の記事は、映画「おもいでの夏」に関するエピソードの紹介でした。
まだ暑い毎日が続いていますが、僕のブログを読んでくださる皆さん、良い夏の思い出ができますように祈っています。
”さとなおさん、貴重な資料を引用させていただきました。
ありがとうございます。”
それでは、また!チャオ!