映画「メカニック」より
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スキンヘッド
スキンヘッドが、一時期流行していました。
サッカーのベッカムや俳優のブラッド・ピットなんかも、スキンヘッドというか、坊主頭にしていましたね。
正直なところ、あまり似合っているとは思いませんでした。
その点、ジェイソン・ステイサムは、ホントにスキンヘッドが似合いますね。
バスケットのマイケル・ジョーダンといい勝負だと思います。
何でも、俳優業以外にも、もともとモデルの仕事をしていたらしい。
そういえば、「エクスペンタブルズ」での傭兵役でかぶっているベレー帽が、とてもよく似合っていました。
それやら、イギリスの水泳の高飛び込みの選手だったこともあったようです。
役柄的には、精神的にも肉体的にも、超人的なタフさを発揮するものが多いですね。
身長的には、「エクスペンタブルズ」に出演しているドルフ・ラングレンなんかに比べると、そんなに大きなサイズでもないのですが、カッコ良さ抜群。
ひじょうに雰囲気のあるジェイソン・ステイサムです。
リメイク
今回の映画「メカニック」を観た時、すぐにチャールズ・ブロンソンとジョン・マイケル・ビンセントのリメイク版だと判りました。
最高のプロフェッショナルな殺し屋、アーサー・ビショップ(ジェイソン・ステイサム)。
「メカニック」とは、精密機械のように完璧に殺しの依頼を遂行する男というような意味なんですかね。
小さい時から、メカニックになるための特殊な訓練を受けて育った男です。
プロ中のプろだから、きっと仕事の報酬も、かなりのものなんでしょう。
依頼された仕事を完遂すると、モーターボートで、湖の中にある自分の隠れ家に帰って行きます。
そして、かなりハイクラスなオーディオセットのターンテーブルにアナログのLPを載せてクラシック音楽を聴きます。
なかなかこの殺し屋の人となりをうまく表現していますね。
映画「エクスペンタブルズ」での役柄は、リーダーのシルベスター・スタローンの右腕です。
ナイフ使いでカッコイイのですが、女性に弱い一面を持っているという役でした。
その点が、この映画「メカニック」では、ひじょうにクールな殺し屋を演じています。
ただ、やはり、心の中に、義理と人情の部分を忘れない男が住んでいます。
メカニック
或る日、恩人であるハリー(ドナルド・サザーランド)を暗殺してくれという依頼が来ます。
いったんは、断るものの、結局は、依頼通りにハリーを暗殺します。
そして、ハリーの息子であるスティーブ(ベン・フォスター)から、殺しのテクニックを教えてくれと頼まれます。
スティーブの父を暗殺したことは秘密にして、ハリーに、メカニックとなるための訓練を行うんですね。
チャールズ・ブロンソンの映画「メカニック」と、だいぶダブってしまいました。
ハリーは、父を殺したのがアーサーであることに気づきます。
そして、復讐しようとが画策するわけなんですが、うまくかわしハリーを倒します。
チャールズ・ブロンソンの場合は、ジョン・マイケル・ビンセントから殺されるのですが、ある仕掛けをしていて、最後は、ジョン・マイケル・ビンセントもやられてしまってました。
ジェイソン・ステイサム
じつは、僕も、仕事が忙しくて、しばらく映画から離れていた時期がありました。
そんな時、たまたまつけたテレビで、ジェイソン・ステイサムを、観たのです。
なにやら、やたら強い男が、敵の男二人位を同時に相手しているような場面でした。
まだ、名前も知りませんでしたが、かなり経ってから、それが、ジェイソン・ステイサムであることを知りましたね。
彼の役柄は、いつもクールで、あまり笑わないのですが、心の中に優しさを秘めているようなタフな男の印象ですね。
男は、タフでなくてはいけない。
そんなことを、いつも教えてくれる、スキンヘッドの良く似合うジェイソン・ステイサムでした。