クリント・イーストウッド
僕は、随分小さい頃からクリント・イーストウッドを知っています。
彼は、僕の小さい頃からずっとカッコ良かったです。
最初に彼を観たのは、テレビの西部劇「ローハイド」で、カウボーイのロディ役でした。
その後は、マカロニウエスタンの「荒野の用心棒」で軽快に拳銃の早打ちを披露し、出演する映画は、大ヒットの連続。
「ダーティハリー」では、その長身を生かし、大型バイクに楽々と跨り44マグナムをぶっ放して悪人をやっつけました。
俳優としても成功し、監督としても、大成功。
政治家としても、カリフォルニア州のカーメル市長になりました。
ホントにため息の出るような男っぽいクリント・イーストウッドなのです。
(引用:YouTubeより https://youtu.be/T1c3AXZkYeU)
ダーティハリー
今回は、その彼の代表作的映画「ダーティハリー」です。
余談ですが、昔、日本のテレビで、三船敏郎さんが、ビールのコマーシャルをやっていました。
「男は黙ってサッポロビール」というCMです。
大ヒットCMですね。
なんだか、クリント・イーストウッドの「ダーティハリー」と相通じるものを感じます。
男っぽさというのがテーマですね。
最近は、男が中性化したとか、結婚しない男と女が増えたとか言われますね。
女性が強くなったとも言われますが、男が、弱くなったのかもしれません。
そこからすると、「ダーティハリー」は、強い男の代名詞ですね。
まず、男は、強くタフでなくてはならないと感じてしまう映画です。
ハリー・キャラハン
サンフランシスコ市警察のハリー・キャラハンは、ダーティ・ハリーと呼ばれているタフな刑事です。
スコルピオンという連続通り魔殺人犯が現れます。
スコルピオンを、一度は捕まえるのですが、自白を強要したなどで違法行為とみなされ、犯人を取り逃がしてしまいます。
その後も、犯人は、予告殺人を繰り返すのですが。
ハリー刑事のタフな捜査の結果、最後は、やっつけてしまうというストーリーです。
この映画は、その後、「ダーティハリー・シリーズ」として大ヒットを飛ばしました。
このハリー・キャラハンという刑事像は、その後の映画やテレビの刑事ものに、かなり影響を及ぼしていますね。
日本でも、いまだに、刑事ドラマが流行っていますが、結構ハリー・キャラハンモデルが、登場している感じです。
マディソン郡の橋
ちょっと、また話が逸れますが。
クリント・イーストウッド主演で、「マディソン郡の橋」という映画がありました。
メリル・ストリープとの共演でしたね。
実話がモデルになっており、そのお話は、本も出版されており話題になりました。
映画自体も、結構ヒットしたように覚えています。
この映画で、クリント・イーストウッドが演じたのは、用心棒でなく、刑事でもありませんでした。
一応は、恋愛映画とも言えるかもしれませんが、正確に言うと不倫の恋の物語と思います。
もともと「マディソン郡の橋」は、ベストセラー本の映画化だったわけです。
その当時、結構、僕の田舎の町の仲間内でも、話のタネになりました。
ある者は、これは、純愛物語だと言い、別のものは、これは単なる不倫だと言っていました。
僕は、単なる不倫だと思っていましたね。
そもそもが、マディソン郡に取材に来たカメラマンが、田舎町で暮らす人妻と恋愛関係になるというお話でした。
その数日間の事を、二人は、一生心に大切に抱き続けたというようなね。
人それぞれの捉え方で構わないと思うのですが、錯覚だと思いました。
ちょっと長くなってしまいました。
スイマセン!
要は、ハリー・キャラハン刑事のタフな男像とは、かけ離れているということでした。
強さ
男って、幾つになっても強くなくてはいけないと思っています。
強いってことは、体の強さももちろんなんですが、精神的な強さが、重要ですよね。
この時代は、何でも容認されてしまうところがある気がします。
駄目なものは、ダメなんだという気概が必要だとは思いませんか?
単純明快が良いですね。
今回も、横道に逸れた話ばっかりで、ゴメンナサイ!
それでは、今日は、ここまで。