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エーデルワイスと愛国心

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              映画「サウンド・オブ・ミュージック」より

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ミュージカルの古典

ミュージカル映画の古典ですね。

ジュリー・アンドリュース主演で、1965年に公開されています。
半世紀以上前の映画です。

古い表現ですが、「サウンド・オブ・ミュージック」は、文科省ご推薦といった感じの映画です。
映画の中に挿入されている曲のどれかは、僕らの年代の人間なら、誰しも聞き覚えのあるメロディだと思います。

世界的に大ヒットしています。

マリア

物語は、ヒットラーのナチスによるオーストリア侵略の時代です。

マリア(ジュリー・アンドリュース)は、修道女です。
或る日、オーストリア海軍の退役軍事であるトラップ大佐(クリストファー・プラマー)の子供たち家庭教師を薦められます。

トラップ大佐は、妻を亡くており、7人の子供がいました。
トラップ大佐は、厳格で軍隊流のような子供のしつけをしていました。

そんなトラップ家に、マリアは、新しい風を吹き込みます。
音楽を通じて、子供たちと触れ合い、やがて妻を亡くした哀しみを背負ったトラップ大佐の妻になるのですね。

時代は、ナチスの台頭により暗雲の広がるかのような頃。
ナチスから服従するように命じられたトラップ大佐は、マリアと七人の子供たちと共に、オーストリアを脱出するのでした。

エーデルワイス

この映画の中でで、音楽祭の時に、ギターを持ってトラップ大佐が唄う歌が「エーデルワイス」です。

映画の歌詞が、判り易かったので、僕も、すぐに覚えました。

トラップ大佐に合わせてオーストリアの聴衆が合唱するシーンがあります。
この映画の中で、一番好きなシーンです。
胸に、ジンと来ます。

bless my homeland forever 祖国よ永遠なれ」

(引用:YouTubeより  https://youtu.be/TtEzZEe_5kA)

実在の家族

じつは、この映画「サウンド・オブ・ミュージック」は、実在の家族をモデルにしたものです。

トラップファミリーは、オーストリアに実在した家族だとか。
実際、この家族は、世界中をコンサートツアーしているようです。

この時代を背景にした映画って、いっぱい作られていますね。

大体の映画は、ナチスの侵略に対して戦うといったものから、侵略された人々の苦しみといった内容です。
戦争は、それだけ大きなドラマ性があるということですね。

ジュリー・アンドリュース

ジュリー・アンドリュースも、1935年生まれですから、今年の誕生日で、82歳になるんですね。

その歌唱力というものは、3オクターブを歌いこなすそうですね。
亡くなったホイットニー・ヒューストンも、同様なことを聞いたことがあります。

まだ、僕が、小さかった頃、3オクターブ唄えるって凄いんだろうなと、一生懸命考えたものでした。

映画「メリー・ポピンズ」で、アカデミー主演女優賞を、獲得しています。

じつは、この「メリーポピンズ」のジュリー・アンドリュースに、もの凄く恋していました。
パンフレットを、しょっちゅう眺めていた思い出があります。

クリストファー・プラマー

それと、トラップ大佐役のクリストファー・プラマー。

この「サウンド・オブ・ミュージック」でも、なかなか良い演技が、光っています。

この人は、結構、いろんな映画に登場していますね。
悪役から脇役のような役まで、多彩です。

2011年に、「人生はビギナーズ」で、アカデミー助演男優賞を獲得していますね。
ホントに、息の長い俳優さんです。

ひとりに限る

僕も、ミュージカル大好きなんですが、同じミュージカルを、再度見る時は、気に入ったシーンだけを何回も何回も、観るタイプです。

特に、DVDなどの登場により、好きなシーンへのアクセスが簡単になったことが大きいですね。

一つ、気を付けなくてはならないことがあります。
あくまで、僕個人の問題です。

「感動の押し売りは、いけませんね。」

何回か、失敗したことがあります。
自分が感動したからといって、他人に、しつこく勧めたりも、程々にしないとね。

「映画と旅は、ひとりに限る。」

私の自分自身への教訓です。
映画も、好きな映画は、ひとりで観るに限ると思っています。

 

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