映画「めぐり逢い/1994年制作」より
リメイク
今回の映画「めぐり逢い」は、1994年制作の方です。
「めぐり逢い」という映画は、1957年にも、デボラ・カーとケーリー・グラントの主演で、制作されています。
リメイク版ですね。
じつは、この「めぐり逢い」という映画、1939年にも、アイリーン・ダンとシャルル・ボワイエの主演で製作されているんですね。
ですから、今回紹介するアネット・ベニングとウォーレン・ベイティの主演による映画は、三代目ということになります。
残念ながら、僕は、1939年制作版の方は、観ていません。
ぜひ、近日、探して観ようと思います。
素敵なシーン
この映画「めぐり逢い」は、僕の大好きな映画のひとつです。
この映画には、マイク(ウォーレン・ベイティ)の伯母ジニー役としてキャサリン・ヘップバーンが、出演しています。
ハリウッドを代表する大女優ですね。
「旅情」「招かれざる客」「黄昏」など、多くの名作に出演しています。
アカデミー主演女優賞を4回受賞している唯一の女優さんです。
素晴らしいですね!
この映画の中で、彼女が、訪れてきたテリー(アネット・ベニング)とマイクの為に、ピアノを弾くシーンがあります。
YouTube動画の中に、ちょうどこのシーンがあったので、何十回となく観ています。
お薦めです。
とても、素敵なシーンです。
(引用:YouTubeより https://youtu.be/MTNlTVcpUqQ)
夫婦
この映画で共演しているアネット・ベニングとウォーレン・ベイティは、夫婦ですね。
1992年に映画「バグジー」で共演して、その後、結婚しています。
ウォーレン・ベイティは、ハリウッドでも有名なプレイボーイでしたが。
二人は、今でも仲の良い夫婦みたいです。
なるほど、この映画「めぐり逢い」を観た時、ウォーレン・ベイティが、真面目に結婚を決めた理由がわかったような気がしました。
アネット・ベニングが、最高に美しいですね。
この映画のカメラワークを観てもいると、アネット・ベニングンのルックスを、ことさら強調したようなアングルが、多い気がします。
ラストシーン
物語のストーリーは、元フットボールの花形選手で、現在は、スポーツ解説者をしているマイクが、飛行機の中で、テリーと出会います。
飛行機のエンジントラブルで不時着した後、ロシアの客船に助けられます。
その船旅の中で、二人は、めぐり逢い、旅を共にし相思相愛になります。
そして、ニューヨークのエンパイア・ステート・ビルで再会を約束するのですね。
ところが、テリーが、約束の場所に向かう途中、交通事故に遭いすれ違ってしまうのです。
終日、テリーを待ち続けたマイクは、彼女が気が変わって来なかったと思い込んでしまいます。
途中、偶然の再会をするのですが、心が、すれ違ったままです。
テリーは、交通事故の際、下半身がマヒし車椅子の身でした。
そんなこんなで、すれ違うわけなんですが・・。
そして、ラストシーン。
クリスマスの夜、マイクは、伯母のジニーから預かっていたショールを、テリーに届けに来ます。
別れ際、会話の途中で、マイクは、気づきます・・。
このラストシーンは、有名ですね。
そして、この時、テリーも、ジニーが、すでに亡くなったことを知るわけですね。
ドラマ
何とも、ロマンチックなストーリーの映画です。
先ほども書きましたが、この映画の主人公マイクは、たいへんなプレイボーイで有名な人物でした。
しかし、テリーと出会って、真剣な恋に落ちます。
なんか、ウォーレン・ベイティの私生活とダブりますね。
アネット・ベニングが、本当に綺麗です。
この映画の中の、アナット・ベニン具のショートカットは、最高に素敵だと思います。
じつは、彼女は、アカデミー賞に4回ノミネートされたんですが、受賞に至っていません。
キャサリン・ヘップバーンとは対称的ですね。
そのキャサリン・ヘップバーンも、2003年に、他界されています。
映画の中のストーリーだけでなく、演じる俳優さん達にも、いろんなドラマがあるんですよね。