映画「燃えよドラゴン」より
燃えよドラゴン
この映画「燃えよドラゴン」の公開で、ブルース・リーの名前とカンフーという格闘技が、一気に世界的なブームになりました。
もう、この映画も、随分昔の映画ですが、今観ても、ブルース・リーの動きを見ると、凄いと思います。
ストーリー性というよりも、ブルース・リーの動きを観る映画です。
実際、実物のブルース・リーは、中国武術の達人であったようです。
以前、たまたまYouTubeで、ブルース・リーが、卓球をやっている動画を観たことがあります。
それが、なんとなんと、卓球のラケットを持った二人を相手に、ブルース・リーは、ヌンチャクで対戦しているものでした。
ヌンチャクの棒の部分で、見事に卓球の球を打ち返して、対戦相手の二人を圧倒していました。
ちょっとビックリしましたね。
なるほど、武術の達人というお話は、事実に違いないと思ったことでした。
(引用:YouTubeより https://youtu.be/QW5RZEj2xCg )
空手の達人カトー
以前のブログの記事でも触れましたが、僕が、最初にブルース・リーを観たのは、アメリカのテレビ番組「グリーン・ホーネット」でした。
主演は、ヴァン・ウィリアムズで、ブルース・リーは、その助手で、空手の達人カトー(加藤?)の役でした。
「燃えよドラゴン」を観た直後は、全くそのことは、気づかずにいました。
後日、雑誌か何かで知ったわけなんですが、懐かしい気分になりましたね。
実際、「グリーン・ホーネット」で、その当時から、僕は、空手の達人カトーのファンになっていましたからね。
ブルース・リー
ブルース・リーは、なかなか才能のある人物であったようです。
生まれは、アメリカのサンフランシスコのですね。
小さい頃から、子役として映画などに出演していました。
両親も、演劇関係の仕事だったようですね。
武術においては、「載拳道(じーくんどう)」と名付けた武術の創始者になっています。
体格的には、そんなに大柄ではなく、むしろ小柄ですが、実際に強かったらしいですね。
これも、YouTube動画で観たのですが、大きなサンドバックを相手にキックの練習をしている姿は、なかなか本物の感じがしました。
そして、また、サンフランシスコ大学では、哲学を、学んでおり、高校で教師もしていたとか。まさしく、文武両道であったようですね。
名言
映画の最初の方で、弟子に、武術の指導をする場面があります。
「Don’t think ! Feel !/考えるな!感じろ!」
という有名なフレーズがありますね。
東洋的というか、哲学的な教えです。
こういう部分は、アメリカ人なんかが観たら、東洋の神秘的な捉え方をするんではないでしょうか。
僕自身も好きなセリフで、なかなか名言だと思います。
アクションスター
最近では、中国系のアクションスターと云えば、ジャッキー・チェンやジェット・リーが、代表的ですね。
ジャッキー・チェンは、この映画「燃えよドラゴン」にも端役で出演していたようです。
ジャッキー・チェンの場合は、どちらかと言うと、コメディチックというのか、動きが、いかにも作り物っぽい感じがします。
僕は、長く観ていると、少し飽きてきます。
一方、ジェット・リーの方は、実際、中国の武術大会で、何回も優勝しているようで、どちらかと言えば、動きも、ブルース・リーと重なりますね。
不慮の死
ブルース・リーは、かなりストイックな人物だったようです。
家のトイレの中にも、トレーニング用の鉄アレイなんかを置いていたと聞きます。
一日24時間、すべてがトレーニングのような生活をしていたらしいですね。
そして、人気絶頂の中で、突然不慮の死を遂げました。
ミステリアスな報道もされていましたが、何か、ジェームズ・ディーンの突然の死とダブりました。
もっとも、ジェームズ・ディーンの場合は、運転していたポルシェでの交通事故か何かでしたけれども。
結局、このようなミステリアスな死を遂げたことも、ブルース・リーのスター性を、より強調する材料になったようです。
彼の死を惜しみ悲しむ気持ちは、世界中のファンだけでなく、多くの映画関係者もそうであったかと思います。
ブルース・リーを観ていると、男は、強くなくてはいけないと強く感じたことでした。