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ジェニファー・ローレンスの存在感

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              映画「ハンガーゲーム」より

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ジェニファー・ローレンス

アメリカという国は、人材の宝庫ですね。
それは、映画界に限らずです。

それにしても、最初、この映画「ハンガーゲーム」で、ジェニファー・ローレンスを見た時、若干20代の前半にも関わらず、すでに堂々とした大女優の風格を感じました。

実際のところ、アカデミー主演女優賞も受賞(「世界にひとつのプレイバック」2012年)しており、アメリカを代表する女優の一人ですね。

ハンガーゲーム

「ハンガーゲーム」は、近未来のSFドラマです。

近未来のアメリカは、パネムという独裁国家と化しています。

キャピトルが国の中心で、キャピトルの市民は、いわば特権階級で、その他の12の地区に分かれています。

農業地区であるとか、商業地区、工業地区などですね。
(これって、宅建の試験問題に出る都市計画法の中の用途地区みたいな名称です。)

そして、反乱を防ぐために、これらの12の地区から男女のペアを選び、「ハンガーゲーム」が、開催されます。

殺人サバイバルゲームです。

ちょっと、酷すぎるゲームですね。
反乱を防ぐというのは、国民の意識を、革命を起こすというような考え方から遠ざける為のようです。

(引用:YouTubeより https://youtu.be/CupoxHI1rY8)

カットニス

ジェニファー・ローレンス扮するカットニスは、ピーター(ジョシュ・ハッチャーソン)とペアを組むことになります。

カットニスは、弓矢の達人です。

そして、他の地区から来たペアたちとのバトルが開始されます。

この近未来の国家というのは、独裁者(スノー大統領)がいて、彼によって管理運営されているのです。

何か、よく日本海に向かってミサイルを発射している国とダブります。

キャピトル市民という特権階級は、贅沢三昧な申し分のない住環境で生活していますが、12地区の住民たちは、この特権階級に奉仕するために存在しているようなものです。

こういう部分も、先ほどの国に似ていますね。

こういう差別のようなことは、頭に来ますよね。
実際、日本国でも、どこの国でも、何らかの似たような現実はあるようですね。

情報操作

カットニスは、彼女の優しさや強さから、ハンガーゲームを見ていた人々から絶大な人気を得ます。

そしてまた、彼女の人気を利用しようと、情報操作によっても、カットニスのペアの相手、ピーターと恋人同士のように宣伝されるわけですね。

実際には、ピーターではない恋人がいるわけなんですけれども。
このような情報操作っていうのは、これまた、独裁国家の常套手段ですね。

近未来

この映画の描く近未来というのは、別に近未来でなくても、今現在にも存在するものですね。

資本主義とか共産主義、社会主義とか、いろんな主義の国家があるわけですが、社会のシステムに限らず、人間の社会ですから、多かれ少なかれ差別や偏見がありますね。

映画のテーマは、そういった矛盾を破壊しようとしていくわけですが。

しかしながら、強大な権力機構が対抗してきます。そ
れに、正義とは、何なのかというような自己の葛藤にも苛まされるわけなんですね。

四部作

それにしても、物語を作る作家って、凄いですね。

よくこんなストーリーを考えますよね。

そういえば、古代ローマ時代に、闘技場があって、「ハンガーゲーム」に似ているようまものがありましたね。

こういうものは、人間の本性なんでしょうか。

この「ハンガーゲーム」は、この後、続編が製作されて四部作になります。

ストーリーの面白さもさることながら、ジェニファー・ローレンスの魅力によるところが大きい気がします。

今後の活躍

ジェニファー・ローレンスに関しては、プライベートでも、色々話題も豊富ですね。

生まれが、1990年ですから、今26歳(2017年6月現在)です。

早咲きの天才でしょうか。
見るからに堂々たる風格を備えた彼女です。

僕の大好きな映画「Xmen」にも、出演しています。
これは、また別の機会に記事にしたいと思います。

ジェニファー・ローレンスの今後の活躍に期待します!

 


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