いろんな映画を観ていろんな事を語り合おう

猫も重要な俳優のひとり

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              映画「ティファニーで朝食を」より

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ムーンリバー

この映画の主題歌「ムーンリバー」は、ヘンリー・マンシーニの作曲で、アカデミー歌曲賞やグラミー賞も受賞しています。

僕が、ヘンリー・マンシーニという名前を聞いたのは、この映画が最初でした。

歌手のアンディ・ウイリアムズの代表的な持ち歌としても有名です。
僕も、以前は、よくカラオケで唄っていました。

この映画の原作は、作家のトルーマン・カポーティ。

この人自身も、映画になってますよね。
なかなかの才人というのか奇人というのか、ユニークな人物だったようです。

オードリー・ヘプバーン

映画のオープニングは、ニューヨークの早朝。

イエローキャブから降りたヘプバーンが、宝石店ティファニーの前で、ショウウィンドウの中を覗き込みながら、袋から取り出したコーヒーとパンを食べるシーンからです。

おそらく何かのパーティからの帰りであろうと思われる黒のロングのイブニングドレスで、ドレスアップしています。

ヘプバーンは、ファッションの分野においても、「ローマの休日」のヘプバーンカットであるとか、「麗しのサブリナ」のサブリナパンツなどの流行を巻き起こしていますね。

なかなかにファッショナブルな女優さんでもあったわけです。

おそらく、僕らの世代の人にとっては、日本で、一番なじみのあるハリウッド女優ではないでしょうか。

「ローマの休日」で、ヘプバーンの虜になった人も多かったと思います。
僕も、そのひとりです。

ジョージ・ペパード

ヘプバーンの相手役は、ジョージ・ペパード。

この映画で、ヘプバーンの相手役をしてから、一気にスターの仲間入りをした役者さんです。

なかなかにカッコ良くて、僕も、一時期、滅茶苦茶憧れていました。

ちょっと以前に、テレビでも人気番組だった「特攻野郎Aチーム」のリーダー、スミス大佐役をやっていました。

タフな役柄が多かった印象です。

昔、単行本の「ティファニーで朝食を」を買ったとき、裏表紙にジョージ・ペパードの写真が載っていまして。

僕は、その単行本を持って理髪店に行き、こんな髪型にしてくださいと注文したものでした。
頭のサイドの髪を横になでつけるというか、品の良いリーゼントスタイルでした。

田舎の床屋さんだったんで、僕の注文を理解できないようで、とても満足のいく仕上がりには程遠かったです。

YouTube

YouTubeで、たまに観るんですけど、この映画の中で、ヘプバーンが、アパートの窓辺に座り、ギターを弾きながら「ムーンリバー」を唄うシーンがあります。

実際に唄っている声は、吹替えだったらしいですが、好きなシーンです。

ヘプバーンは、いろんな役柄を演じていますが、どの女性を演じても、とても魅力的ですね。

僕の年代的に、ヘプバーンは、まさに憧れの女優であり女性だったわけなんです。

だんだんと成長するにつれ、いろんな映画も観るようになり、ヘプバーン以外にも、その年代で好きな女優さんも、変わりましたね。

僕は、自分が歳をとるにともなって、気づいたことがあります

若い頃、結構なお年寄りの女優さんを見ると、おばあさんという目で見ていたわけなんですが、だんだん自分が歳をとってから同じ女優さんを見ると、魅力的な女優さんだなと感じるんですね。

当たり前のことのようなんですけど、自分で自分の感性を、意外に感じるものです

(引用:YouTubeより https://youtu.be/uirBWk-qd9A)

猫ちゃん

この映画に出てくる猫ちゃんの話です。

この記事を書くにあたって調べ物などしていたら、このどこにでもいそうな猫ちゃんは、じつは大変に有名な猫ちゃんでした。

名前は、オランジィというらしいですね。

なんでも、オスカーの動物バージョンという賞があるらしいのですが、このオランジィは、二度も受賞しているとか。

アメリカ映画の奥の深さを感じます。

再確認

 今年も、続々と話題作が、封切られています。

映像や音響の技術も進歩して、映画は、進化を続けています。

この映画「ティファニーで朝食を」も、すでに半世紀以上昔の映画です。
温故知新とか。

あらためてヘプバーンの魅力を再確認する映画でした。


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