ターザン
ターザンも、息の長いヒーローですね。
スーパーマンと同じく、これまでテレビドラマから映画まで、色んな俳優さんが、演じています。
有名なところでは、ジョニー・ワイズミューラー。
彼は、オリンピック水泳の金メダリストです。
僕も、小さい頃、テレビで観ました。
今回、ターザンを演じているのは、アレクサンダー・スカルスガルド。
スウェーデンの出身の俳優です。
Googleで検索したら、身長は、194㎝となっていました。
やっぱり大きいですね。
映画のスクリーンで観ても、均整の取れた筋肉質のボディでした。
それにしても、映画の中で、あれだけのアクションシーンをやるのですから、日頃から鍛えているんでしょうね。
ですが、アレクサンダー・スカルスガルドは、単なるアクションスターの印象ではなく、どちらかといえば繊細で知的な雰囲気の漂う人物です。
新しいターザンの誕生ですね。
(引用:YouTubeより https://youtu.be/jbwMUau1m9k)
ジェーン
一方、ターザンの妻、ジェーンを演じているマーゴット・ロビー。
オーストラリア出身の女優です。
レオナルド・ディカプリオが主演した「ウルフ・オブ・ウォールストリート」にも、出演していました。
古典的な美女の要素と現代的な雰囲気も併せ持つ女優ですね。
ターザンの妻、ジェーンは、優しさと強さを兼ね備えている女性というところでしょうか。
今回、この映画を観て、すっかりファンになってしまいました。
最近の映画
最近の映画を観ていて、特に感じることがあります。
それは、今回のターザンでもそうなんですが、人物設定が、とてもリアルです。内面的な部分を丁寧に演出しています。
それと映画の中でのターザンの動きも同様です。
撮影するカメラの性能や技術の向上という部分も、大いにあるでしょうが、リアルです。
映画作りって進化しているんだなぁって感じます。
文明に復帰
ずっと昔の話ですが、ターザンみたいにサルに拾われて育てられた少女のニュースを見たことがありました。
結局、彼女は、人間の文明に復帰することができなかったような記事を読んだ記憶があります。
その点に関しては、特に今回のターザンは、凄いですよね。
しっかりと人間の世界にも復帰しているし、いまだに自分を育ててくれたジャングルでも生きていける力を維持し続けているわけですから。
言葉も流暢だし。
ターザン像
それにしても古典的なテレビの世界で出来上がっているターザン像というものを大切にしつつ、現代の新しいターザン像も表現しなくてはいけないという難しさがあったでしょうね。
この映画を観ていて、多少の矛盾点も感じるわけですが、そこは、そんなに気にするところではありません。
この映画で気づいたのですが、ターザンは、最後まで、スラックスはいてましたね。
これまでのターザン映画では、毛皮のひざ上数十センチ位の腰みの(?)が定番だったんですけどね。
こういうところも、文明社会からジャングルに戻ってきて闘うターザンという演出だったんでしょうか。
俳優
今回、ターザンに関わる人物として、サミュエル・L・ジャクソンが出演しています。
彼も、「スター・ウォーズ」や「アベンジャーズ」などいろんな映画に出ていますね。
存在感のある個性的な良い俳優さんです。
ウイキペディアで検索したら、現在68歳(1948年生まれ)でした。
実年齢よりも若いイメージだったので、少し驚きました。
それと、もう一つ。千葉真一の熱狂的なファンということでした。何か、もの凄く親近感を感じます。
もうひとり
もうひとり。
ターザンの敵役のクリストフ・ヴァルツ。
憎まれ役を演じていますが、この人も、なかなか演技力のある上手い役者さんですね。
サミュエル・L・ジャクソンとは、また違った個性派の俳優です。
ブラッド・ピットが主演した「イングロリアス・バスターズ」でアカデミー助演男優賞を受賞しています。
今回の映画の中でも、演技力が光っていましたね。
痛快なヒーロー
やっぱり、男は、強い体力がないといけませんね。
それと、大きな優しさでしょうか。
ほとんど武器を使わずに敵をなぎ倒していくターザンを見て、そんなこと思いました。
ターザンは、やっぱり痛快なヒーローですね。