スーパーマン
小さい頃、初めてテレビで観たスーパーマンは、とてつもなくカッコ良く、何とかしてスーパーマンのようになれないものかと願ったものでした。
亡くなった僕の父が、昔、スーパーマンに関しては、こんなことを言ったのを憶えています。
「スーパーマンが登場してから、みんな空を飛ぶようになった。」
確かにその通りで、僕が小さかった時代は、まだゼロ戦に乗ったヒーローやチャンバラのヒーローが全盛でした。
テレビには、「ナショナル・キッド」なんかが登場してきたり、空を飛ぶヒーローが、主流になっていきましたね。ドラゴンボールの悟空たちも、その延長線上にいる気がします。(歳がばれるなぁ・・)
(引用:YouTubeより https://youtu.be/VlINHSnUx9k)
アメリカンコミックのヒーロー
そんなわけで、もともとヒーロー大好き人間な僕でした。
特に、今でもそうなんですが、アメリカンコミックから出てきた「バットマン」、「スパイダーマン」、「アイアンマン」etc.。
みんな、大好きです。
最近の映画を観ていると、デジタル処理などの特撮技術の進歩で、ストーリーがとてもリアルなものになりました。
スーパーマンも、昔、テレビドラマで観ていた頃は、空を飛んでいるシーンは、俳優が、板の上に腹ばいになっているって言われてました。
惑星クリプトン
スーパーマンって、ほんとは、異星人なんですね。
地球からはるか遠く離れた星、クリプトンという惑星出身です。
クリプトンには、地球よりも、はるかに高度な文明があり、クリプトン星人たちは、みなスーパーマン族なんです。
主人公のクラーク・ケントことスーパーマンは、カル=エルという名前でした。
彼の父親は、優秀な科学者で、クリプトン星が、滅亡する運命にあると発表します。
しかし、その意見は、取り入れられず、クリプトン星は、滅亡するわけなんですが、その時に、赤ん坊のスーパーマンだけが、小さなカプセルの宇宙船で、地球に脱出して来るというあらすじです。
現代でも、UFOを始めとする地球外生命体の話題は多いですけども、ほんとに宇宙のどっかに、スーパーマン族の住む惑星が存在するかもしれません。
登場する俳優陣
この映画が凄いなと思うのは、スーパーマンの海の父親役が、ラッセル・クロウで、地球での育ての親が、ケビン・コスナーなんです。
主役のスーパーマンことカル=エル役は、ヘンリー・カヴィル。
最初、彼を観た時は、なんかバタ臭い顔に見えましたが、こういうタイプが、都会的かつ現代的なのかもです。
なかなか雰囲気のある男優です。
それと、なんせ演じている役柄が、スーパーマンですから、ヘンリー・カヴィルに限らず、歴代のスーパンを演じた役者さんたちは、筋トレ大変だったでしょうね。
ちなみに、僕も、去年の五月から、ちょうど一年で、10キログラムほど痩せました。やはり筋トレのたまものです。
結構ハードな筋トレしましたよ。
しかし、食べ物に関しては、いっさい制限は、しませんでした。(余談です。)
ある疑問
話は変わりますが、スーパーマンが着ているマントとか服なんですけれども・・。
じつは、これって、生地は、クリプトンからカプセル型の宇宙船で地球に来るまで、赤ん坊のスーパーマンを包んでいた毛布なんですね。
そこで、僕は、疑問を感じました。
実際のところ、この生地は、火にも燃えない、ピストルの弾をも通さない凄いものなんですよね。
クラーク・ケントが、新聞社デイリープラネットに入る為に、家を出る時に、母が、作ってくれた服なんです。
どうやって作ったんでしょうか?!とても、地球にあるはさみなんかでは、裁断もできなかっただろうに。
これは、素朴な僕の疑問です。
人間的なスーパーマン
スーパーマンは、肉体的能力からすると、はるかに人間の限界を超えている存在です。
でも精神的な部分では、僕ら普通の地球人とそんなには、変わりませんよね。
自分だけが特別だからと、悩んだりもしますけれども、やがて自分の使命に目覚めていきます。
時には、クリプトンの父の言いつけを破り、歴史に干渉します。
地球の自転を逆にして、好きなヘレンを助けたりもするスーパーマンです。
僕らは、肉体的や頭脳的に優れている人たちを、「あの人は、スーパーマンだ。」などと形容しますね。
もとはと云えば、この来るプ遁世からきて地球に住んでいるスーパンマンが、語源なんですね。
最初、赤ん坊のスーパーマンが地球に来た時、拾ってくれたのが、愛に溢れた両親で良かったと思います。
自分の特別な能力に悩むクラーク・ケントを、優しく見守りますね。
悪い人間にでも拾われていたら、地球は、どんなことになっていたやら。
ちょっと、スーパーマンの話が、一本の映画だけでなくごちゃまぜなお話になりました。
強いものは、強いなりに、どっかに弱い部分があるのかもしれません。
逆もまた真なり。
弱いものは、弱いものなりに、強い部分を持っているのかもしれませんよ。
僕は、今でも強くて優しいスーパーマンみたいになりたいです。
そんな気持ちって、スーパーマンのような存在に対する永遠の憧れでしょうね。
そして、なかなかスーパーマンにはなれない僕でした。
スイマセン!