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カサブランカ・ダンディ

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     映画「カサブランカ」より

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カサブランカ・ダンディ

最近、歌手の沢田研二さんが、インターネットの記事に掲載されていました。
相変わらず、コンサートとかを精力的にやってるみたいですね。

今年の誕生日で、御年69歳とか。(2017年6月現在)
ちょっと体型が、太めになられたようです。

沢田研二さんといえば、往年のグループサウンズ、ザ・タイガースのメインボーカルであり、ひとりになっても、いっぱいヒット曲を出しています。

その中に、「カサブランカ・ダンディ」というヒット曲がありますね。

今回は、この曲のタイトルにもなっている映画「カサブランカ」からのお話です。

トレンチコート

言わずと知れた映画史に残る名作中の名作
古き良き時代の名残と永遠不変の男のダンディズム満載の映画。

まずは、ボガードが着ていたトレンチコート
この映画「カサブランカ」のお陰で、かなりトレンチコートが売れたんじゃないでしょうか。

主演のハンフリー・ボガードって、アメリカ人にしては、そんなに背が高いほうじゃないと思うんですが、トレンチコート決まってますね。

Googleで検索したら173㎝でした。ちなみに、共演しているイングリッド・バーグマンは、175㎝でした。)

もともとは、第一次世界大戦の頃、イギリスの軍用コートだったらしいですね。

僕が、昔知っていたお洒落なオジサンは、トレンチコートは、襟を立てないで着るのがカッコいいんだよと言ってました。

人それぞれですが、古典的ダンディズムの必須アイテムかもしれません。

コロンボ・コート

少し話がそれますが、僕的には、「刑事コロンボ」で、ピーター・フォークがドラマの中で着ていた通称コロンボコートが、なんか好きでしたね。

学生時代が、VANの全盛期だったので、アイビールックが好きだったせいもあるのですけどね。

昔、結構コロンボコートが流行っていて、それも、少しヨレヨレが、カッコ良かったんです。

トレンチコートは、ダンディズムの象徴みたいで、少し僕には、カッコ良すぎだったのかもしれません。

ずんぐり体型の僕には、高嶺の花でしたかね。(着こなす自信が無かったのかもね。)

ラストシーン

愛する女の幸せを願って、自分の気持ちを、ぐっと抑え女を見送る。
これって、日本映画でも、特に高倉健さんが、そんなイメージあるように思います。

なんてったって、この映画「カサブランカ」のラストの名シーンでは、愛する女を、ナチスの追跡から守り、その連れ合い男と一緒に飛行機で脱出させるという展開です。

ここで、一つ発見するのですが、じつは、このラストシーン
そんなボガードの切ない愛情表現だけでなしに、男の友情が、描かれているんです。

一緒にいた警察署長が、追手のナチスの将校を撃ったボガードを、見逃してやるシーンですね。

最後は、二人で、軽い話でもしながら歩いて帰って行くわけなんです。
それが、なんとも粋なんですね。

女々しいだけの男ってカッコ悪いんです。
でも寂しさにドッと浸っているんじゃなくて、結構サバサバして引きずらないところがカッコいいですね。

ボガードが、甘い二枚目だけの役者だったら、こんなにも人気は、出なかったかもしれません。

ボガードの渋いダンディズムというものは、世間の一般男性から見ても、充分に憧れだったんでしょう。

(引用:YouTubeより https://youtu.be/Tofo7uGLDxk)

ダンディズム

この映画、ジャンルとしては、古典になると思います。
それにしても男のダンディズムとも云える義理と人情に生きる男らしさは、永遠不変かもしれませんね。

「君の瞳に乾杯」

「俺には、君とのパリの思い出があるさ」
こんなセリフを、一度は、言ってみたいもんですね。

(昔、一回くらい言ったことあったかなぁ・・。)

男が、男らしかった時代、女が、女らしかった時代のロマン溢れる名作です。
この映画は、僕の映画コレクションの中でも、特に好きな作品のひとつです。

ビバ!カサブランカ・ダンディ!!


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